【適応障害】適応障害の仕事への影響4つ【精神科医が6分で説明】ミス増加|遅刻・欠勤|孤立って動画が話題らしいぞ
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心療内科 また、一見心の病にみえてもそうではなく、別の病気による症状であることも少なくありません。メディカルクリニックでは、心療内科・精神科だけではなく、内科もありますので、広い視野で診療を行っています。
心療内科 以下のような場合は心の疲労を表しています。
心療内科 頭痛や吐き気、めまいなどの体調不良には原因の元を辿るとストレスが密接に関係している場合があります。
心療内科 心療内科での通院の頻度は重症度によって決まります。
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0:00 (1)はじめに
0:22 (2)適応障害と職場のストレス
1:47 (3)適応障害の仕事への影響4つ
1:57 ①仕事がとどこおる
2:45 ②ミスが増える
3:38 ③遅刻・欠勤
4:35 ④孤立やトラブル
5:29 (4)まとめ適応障害はストレスに強く反応してのうつ状態ですが、職場がストレスの場合は、ミス増加や遅刻・欠勤につながるなど仕事に様々な角度から大きく影響が出ます。
「適応障害の仕事への影響4つ」について、精神科医が6分で説明しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)こころ診療所吉祥寺駅前 https://kokoro-kichijoji.com
府中こころ診療所 https://fuchu-kokoro.com
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(1)はじめに
適応障害はストレスに強く反応してのうつ状態です。職場においてもうつ病同様の様々な症状が出現することがあり、その結果、仕事へも様々な影響が出ることがあります。今回は「適応障害の仕事への影響4つ」について見ていきます。(2)適応障害と職場のストレス
職場がストレスであれば、職場でうつ症状が出ます。適応障害はストレスへの強い反応によるうつなどの症状の持続になります。うつ病とは違って、脳の不調自体はないとされています。対策としては、ストレスへの対策、環境調整とストレスマネジメントが治療の柱とされます。適応障害の主な症状としては、ストレスがたまった時に悪化するというのが違いがありますが、その内容自体はうつ病とほぼ同じです。こころの症状として落ち込みや不安、意欲の低下に加えて、集中力が低下するなどが出ることもあります。体の症状として不眠、疲れやすさのほか、各種の吐き気、めまいなど自律神経症状が出ることも少なくありません。行動の変化として人を避けたり、声が小さくなる、人によっては逆に不安定になってイライラするなどの外から目立ちやすい変化が出ることがあります。
適応障害ではストレスと精神症状は強く連動します。ストレスから離れると改善するのですが、一方で時間をあけて同じストレスに触れるとしばしば再発してしまいます。仕事がストレスの適応障害では、まさに職場及びその前の出勤において症状が強まり、その結果、職場で先程あったような様々なタイプのうつ症状が出ることになります。
(3)適応障害の仕事への影響4つ
①仕事がとどこおる
適応障害では職場での意欲の低下や集中力の低下が目立ってきます。その結果、仕事に取りかかりにくくなり、かつとりかかっても集中を続けにくくなってしまいます。仕事が終わらず、どんどん溜まっていってしまい、ご自身としては、たまった仕事のプレッシャーから、さらに精神状態が悪化する悪循環になります。全体で見ると、職場やチームの仕事にも影響が出てきまして、人間関係にも悪影響が出てくることがあります。②ミスが増える
職場での注意力の低下や判断力の低下からミスが増えてきます。その結果、以前はしなかったようなケアレスミスが繰り返し出るようになります。そして、判断力が低下することから、大きな判断ミスをしたり、逆に判断ができなくなって仕事が滞る場合もあります。ケアレスミスに伴って仕事のやり直しが頻発してしまいます。ミスの種類によっては重大なミスがあると大きな影響が出ることもあります。重要な判断を時として誤ることによって、より大きな影響が出ることが懸念されます。そして、判断の困難から仕事を抱え込んでしまって、結果、仕事やチームの業務の進捗にも影響してしまうことがあります。③遅刻・欠勤
適応障害のうつ症状は仕事のある日の朝に特に強まりまして、出勤にも強く影響します。その結果、なかなか仕事に行けず、当日の遅刻や欠勤につながることがあります。特に適応障害では状況による症状の変動があるため、当日朝どうかというのは予測しにくい部分があります。その日必要な仕事というのが遅刻や欠勤で急にできなくなってしまい、周囲にもその影響が強く出ることがあります。周囲がカバーする必要が出ることもあります。職場としては、その日に確実に出勤できるということは期待できなくなってしまいます。そうすると、計画するときになかなか織り込めなくなって大きな影響が出ることがあります。こうした影響が強くありまして、しばしば職場から信頼を失ってしまう場合があります。④孤立やトラブル
適応障害では職場で抑うつ気分や罪悪感が目立って、結果人を避けるようになります。その結果、職場でしばしば孤立してチームでのコミュニケーションが必要な仕事にしばしば影響します。そして、人によっては情動不安定になって感情をぶつけるなどして、逆にトラブルになってしまう場合もあります。さらに仕事のストレスが増してしまって、症状の悪化につながり得るというところがあります。そして、チーム内の交流がうまくいかず、結果仕事全体が滞ってしまう・全体への影響が出ることもあります。トラブルに関しては時に大きなトラブルに至る場合もあって、職場全体に影響を及ぼしてしまうこともあります。(4)まとめ
適応障害では、特に職場でうつ病同様の様々な症状が発生しまして、結果仕事にも影響が出てきます。その主な例は次の4つです。1つ目は「仕事がとどこおる」。2つ目が「ミスが増える」、3つ目が「遅刻や欠勤」、4つ目は「孤立やトラブル」です。一旦悪循環になってしまいますと、自分にも会社にも悪影響が強く出てしまうため、早い段階での対応が望まれるところです。こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)#適応障害 #仕事 #遅刻 #ミス #精神科医
【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
>>7 また、早めに心療内科へ相談や治療をすれば、重症化や慢性化、再発を防ぐことができます。
>>7 なお、精神科と似た科名に精神神経科がありますが、精神科も精神神経科も実質的には大きな違いはありません。関連ページ精神疾患とは?種類や精神障害との違いはあるのか解説します発達障害とは?種類や特徴、診断や相談先などを解説しますうつ病の特徴や原因とは?治療法や仕事のサポートを解説心療内科と精神科のどちらを受診すればよいか迷ったら最近では心療内科も精神科もこころの病気であれば幅広く診察ができるところもあります。
>>7 また、すぐに病名がつかずにある程度の期間が必要な場合もあります。
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コメント
心療内科 身体疾患の発症には、生物学的な要因と環境的な要因の両方が関係します。