【統合失調症】統合失調症の急性期の症状5つ【精神科医が9分で説明】幻聴|妄想|興奮

心身
1:心@元気2024.08.17(Sat)

【統合失調症】統合失調症の急性期の症状5つ【精神科医が9分で説明】幻聴|妄想|興奮って動画が話題らしいぞ

2:心@元気2024.08.17(Sat)

心身ともに元気に生きる!

3:心@元気2024.08.17(Sat)

心療内科 精神科医は全国で10,104 名(平成25年8月現在:日本専門医制評価認定機構調べ)と、心療内科専門医より数が多くなっています。

4:心@元気2024.08.17(Sat)

心療内科 症状に合わせ、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬などの向精神薬を処方することもあります。

5:心@元気2024.08.17(Sat)

心療内科 アルコールや薬物などの依存症も精神科医の分野です。

6:心@元気2024.08.17(Sat)

心療内科 心身に症状が出たとき、焦りや不安を感じるかもしれませんが、早めの相談や治療は重症化や慢性化、再発を防ぐためにも大切です。

7:心@元気2024.08.17(Sat)

This is description

0:00 (1)はじめに
0:23 (2)統合失調症と急性期
2:32 (3)統合失調症の急性期の症状5つ
2:40 ①幻聴
3:57 ②妄想
5:22 ③興奮
6:19 ④言動の混乱
7:10 ⑤昏迷
8:05 (4)まとめ

統合失調症では、特に急性期では脳の過覚醒を背景に幻聴や妄想などの様々な強い症状が出現し、時に入院を要することもあります。
「統合失調症の急性期の症状5つ」について、精神科医が9分で説明しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

こころ診療所吉祥寺駅前 https://kokoro-kichijoji.com
府中こころ診療所 https://fuchu-kokoro.com
チャンネル登録お願いします https://www.youtube.com/c/こころ診療所チャンネル

↓↓内容の詳細は下記になります。

(1)はじめに

統合失調症は幻聴や妄想が目立つ精神疾患です。特に急性期では様々な症状が出現し、混乱を引き起こすことがあります。その背景には脳の過覚醒状態があります。本記事では、統合失調症の急性期に現れる5つの主要な症状について詳しく解説します。

(2)統合失調症と急性期

統合失調症は、悪化時に幻聴や妄想などが顕著になる脳の不調です。主な原因として、脳内物質ドーパミンの働きの過剰が挙げられます。治療と再発予防のために、脳の状態を整える抗精神病薬を継続的に服用する必要があります。

統合失調症の主な症状は3つあります:
1. 陽性症状:幻聴や妄想など、急性期で特に目立つ症状
2. 陰性症状:改善後に顕著になる意欲の低下などの症状
3. 認知機能障害:改善後に目立つ思考力の低下などの症状

統合失調症の病期は4段階に分けられます:
1. 前駆期:不調の前触れの時期
2. 急性期:不調と混乱が強い時期で、入院が必要な場合もある
3. 休養期:精神状態は安定するが、陰性症状が特に目立つ状態
4. 回復期:一定の改善が見られ、再発予防と社会復帰を目指す時期

急性期は、幻聴や妄想などの独特な症状が強く現れ、混乱も生じやすい時期です。この時期はトラブルや健康面のリスクも高まり、入院が必要になることもあります。治療には十分な量の抗精神病薬を使用しながら、刺激を減らして休養することが重要です。

(3)統合失調症の急性期の症状5つ

①幻聴

幻聴とは、実際にはないはずの音や声が聞こえると感じることです。声以外にも物音や自分の考えなどが聞こえてくる場合もあります。主な幻聴の例として以下があります:

– 対話性の幻聴:自分のことを話したり、噂をしたりするタイプの幻聴(悪口も多い)
– 命令幻聴:自分に行動などを命令するタイプの幻聴
– 注釈幻聴・思考化声:自分の行動を解説したり、考えが声になったりするタイプの幻聴

特に注意が必要な幻聴は以下の通りです:

– 大きさや影響が強い幻聴
– 悪口や批判を繰り返す幻聴
– 不適切な行動の命令をする幻聴

これらの幻聴は感情を不安定にさせたり、危険な行動を引き起こしたりする可能性があるため、注意が必要です。

②妄想

妄想とは、事実とは異なることを強く確信することです。周囲(第三者)による訂正が困難なことも特徴です。統合失調症の急性期では、特に自分が被害を受けていると感じる「被害妄想」が目立ちやすいです。

主な妄想の例:

– 被害妄想:自分が攻撃や迫害をされていると確信する妄想
– 関係妄想:無関係な人や出来事を自分と関連付けてそれを疑わない状態
– 誇大妄想・微小妄想:気分と連動して、自分が誇大もしくは微小だと確信する妄想

特に注意が必要な妄想:

– 被害妄想に対する「報復としての行動化」
– 過度な浪費やトラブルにつながる誇大妄想
– 命令幻聴と連動する形での妄想

これらの妄想は危険な行動や後悔につながる可能性があるため、注意が必要です。

③興奮

興奮(精神運動興奮)は、脳の「過覚醒」状態が続くことで生じます。この状態では刺激に敏感になり、一種の興奮状態に陥ります。興奮状態を背景に不眠が続き、さらに興奮を悪化させる悪循環に陥ることがあります。

興奮状態の特徴:

– 声が大きくなり、行動も激しくなる
– 怒りなどから衝動行為に至ることがある
– 些細なことでも反応して興奮しやすくなる

背景には脳内ドーパミンの作用過剰があり、これにより脳が過敏になります。興奮が続くとトラブルや混乱のリスクが高まる可能性があります。

④言動の混乱

急性期では言動が混乱してまとまらない状態になることがあります。冷静に考えることが難しくなり、刺激にすぐ影響されて思考が逸れやすくなります。

言動の混乱の例:

– 会話の内容が秒単位で変わる
– 突然の不可解な行動(例:急に踊り出す)
– 突然のひとりごとや大声

このような状態では周囲との交流がうまくいかず、トラブルになることがあります。また、混乱した状態のため、周囲が会話で説得することも難しくなります。

⑤昏迷

昏迷とは、意識はあるが動かず、外部からの刺激にも反応しない状態を指します。統合失調症の急性期で時に発生し、それまでの興奮状態から一転して動かなくなることがあります。

昏迷の危険性:

– 食事や水分摂取が難しくなり、健康面での危険が生じる
– 昏迷から再度強い興奮に至り、衝動的な行動につながる可能性がある

昏迷は症状としても一定以上の重さの場合のみ出現しやすいため、早めの対応が必要です。

(4)まとめ

統合失調症の急性期では、脳の過覚醒を背景に様々な症状が出現し、混乱した状態に陥りやすくなります。急性期の代表的な症状は以下の5つです:

1. 幻聴
2. 妄想
3. 興奮
4. 言動の混乱
5. 昏迷

これらの症状が治療されずに続くと、悪循環がさらに悪化し、トラブル等のリスクも高まります。したがって、統合失調症の急性期症状が見られた場合は、早めの治療開始が望まれます。適切な治療と支援により、症状の改善と生活の質の向上が期待できます。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)

#統合失調症 #急性期 #症状  #幻聴  #精神科医 

【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

8:心@元気2024.08.17(Sat)

>>7 私たちの心と体はお互いに影響し合っています。

9:心@元気2024.08.17(Sat)

>>7 仕事、家族関係、プライベートにおいて忙しい現代社会で生きる私たちは様々な場面においてストレスを受けながら生活しています。

10:心@元気2024.08.17(Sat)

>>7 ・自律神経失調症ストレスによって自律神経の働きが乱れ、頭痛、動悸、うつ症状、情緒不安定など心身の症状が現れます。

powered by 健康と共に生きる

コメント

  1. 心療内科 1カ月で体重の5%の増減があった場合や、女性の方で満足に食事が取れずに生理が止まってしまった場合は、速やかに受診しましょう。その他に、以下のような普段とは違う症状が1~2週間続いている場合も受診してください。・食欲がなく、以前よりも小食になった・周囲から強く勧められないと、まったく食べない・食事を以前のようにおいしいと感じない・大量の食べ物を無茶なほど食べてしまう。甘いものばかり食べてしまう3.睡眠症状睡眠の乱れはちょっとしたきっかけで誰にでも起こることですが、満足できるまで眠れない日が続く場合は注意が必要です。