うつ病と双極性障害の共通点4つ【精神科医が7分で説明】うつ状態|躁状態|躁うつ病

心身
1:心@元気2024.02.14(Wed)

うつ病と双極性障害の共通点4つ【精神科医が7分で説明】うつ状態|躁状態|躁うつ病って動画が話題らしいぞ

2:心@元気2024.02.14(Wed)

心身ともに元気に生きる!

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心療内科 医師との問診では、症状についてやこれまでの病歴、服薬しているかや他院に通院しているか、原因になりそうなストレスはあるか、などについて話します。

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心療内科 カウンセリング心療内科では、医師による診察とは別で、カウンセラーによるカウンセリング(心理療法)を受けられる場合もあります。

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心療内科 生活習慣病・ストレス関連疾患・緩和ケア・更年期障害など医療の求められるものに、心理的な要素が大きくなってきたことを踏まえて、今まで切り捨てられて来た心理的、社会的なアプローチを加えた新しい医療モデルとして発展してきました。心身医学はドイツにおいて精神科を母体として発展して来ました。日本では内科医・小児科医を中心として発展して来た経緯があるため内科を標榜していますが、内科領域外の心身症を対象とする診療科が無いために領域外の診療も行っているのが現状です。

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心療内科 目安として2週間以上、以下のような睡眠の状況が続いている方は受診をおすすめします。

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0:05 (1)はじめに
0:31 (2)うつ病と双極性障害
2:40 (3)うつ病と双極性障害の共通点4つ
2:46 ①脳の不調
3:26 ②症状
4:34 ③生活への影響
5:34 ④長期の治療が必要
6:23 (4)まとめ

うつ病と双極性障害(躁うつ病)は、一見主な症状も違う別の精神疾患ですが、実際は双方ともうつ状態が目立つ場合など、見分けにくい場合も多いです。
「うつ病と双極性障害の共通点4つ」につき、精神科医が要点を約7分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

こころ診療所吉祥寺駅前 https://kokoro-kichijoji.com
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↓↓内容の詳細は下記になります。

(1)はじめに
精神疾患セルフチェック。今回は「うつ病と双極性障害の共通点4つ」をやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
うつ症状が目立つ病気として、うつ病のほか「双極性障害(躁うつ病)」が知られています。
治療などが違うため見極めたいところですが、実際は共通点も多く、時に見分けにくいこともあります。
今回は「うつ病と双極性障害の共通点4つ」です。

(2)うつ病と双極性障害
対策が違うため見極めが大事です。
<うつ病>
うつ病は落ち込みなどうつ症状が続く脳の不調です。
脳の物質「セロトニン」などの不足が関与とされます。
そして休養・薬物療法・精神療法が治療の3本柱とされます。
<双極性障害(躁うつ病)>
これは落ち込み「うつ」とその逆の「躁」を繰り返す精神疾患です。
うつ病とは、別のメカニズムでの脳の不調が言われています。
そのため抗うつ薬とは違う別の薬「気分安定薬」を主に使います。
<両者の違い>
まずは「メカニズムの違い」うつ病はセロトニンの不足ですが、双極性障害は別の原因です。
2つ目が「症状」うつ病は落ち込みのみが目立ちますが、「双極性障害」は躁状態が出ることがあります。
もう一つが「治療法」、うつ病では「抗うつ薬」を、双極性障害では「気分安定薬」を使います。
<見分けることが大事>
まず、うつ病と双極性障害では効果を期待する薬がそれぞれ違い、治療法が変わります。
そして、逆の薬だと効果がなかったり、かつ悪化してしまうこともあります。
なので見分けることは非常に大事です。
<見分け方の例>
まずは「躁のエピソード」ある時期だけ浪費や多弁などの「躁状態」はないかを見極めます。
そして、「気分の変動のしやすさ」気分の波が多い場合は、双極性の可能性を検討する部分があります。
もう一つが「抗うつ薬の効果と反応」効果がない場合は双極性を検討し。かつ抗うつ薬で躁気味になった場合はより可能性が上がります。
<見分けにくいこともある>
まずは「双極Ⅱ型」躁状態が目立たないタイプの場合、特にその中でも躁状態の時期が非常に短い場合は困難です。
そしてうつ病の中で「不安が強いタイプ」でイライラなどが目立った場合も逆に見分けにくいところがあります。

(3)うつ病と双極性障害の共通点4つ
「意外と共通する部分が多い」です。
①脳の不調
「ストレス反応だけではない」ことが共通しています。
<双方とも脳の不調>
うつ病では脳物質セロトニンが不足するとされます。
一方、双極性障害では、他のメカニズムでの脳の不調が言われています。
なので、物質は違いますが、双方とも「脳の不調」という点では共通です。
<ストレスとの関連>
双方ともストレスにより確かに不安定になる面はあります。
一方であくまで「脳の不調」のため、ただストレスを取るだけでは解決しません。
そして、基本的には種類は違いますが、薬の治療の継続が必要です。
②症状
「実際には似ることも多い」です。
<うつ症状は双方共通>
うつ病でも、双極性障害でもうつ状態の時の症状は非常に共通しています。
「双極性障害のうつ状態」と「うつ病のうつ状態」は極めて見分けにくいです。
なので「躁の状態があるかないか」で、基本的には見分けていきます。
<見分けにくい例①躁が分かりにくい時>
「双極Ⅱ型」と言って躁が軽い時、その中でも期間が短い時はしばしば見分けにくいです。
その場合は、うつ病と見分けにくい結果になります。
<見分けにくい例②不安が強いうつ病>
うつ病では本来は「気分の変動は少ない」ことが一般に言われます。
しかし不安が強いタイプの場合気分の変動やイライラなどが出ることがあります。
すると、双極性障害と逆に見分けにくくなってしまうことが少なからずあります。
③生活への影響
「どちらでも影響は強い」です。
<うつ状態の生活への影響>
まずは「仕事の困難」会社に行けない、仕事が回らない等で休職が必要な場合も少なくありません。
2つ目は「日常生活の困難」。うつ状態が悪くなると、日常のこともおっくうになってできなくなり、セルフケアが困難になります。
3つ目が「安全面のリスク」強いうつの思考に飲まれてしまうと、色々危険が出ることがあります。
<躁状態の生活への影響>
まずは「対人トラブル」。躁状態に伴って喧嘩を反復するなど、色々トラブルが出ることがあります。
続いてが「浪費と借金」、お金を躁状態に伴って使い過ぎてしまい、後で借金などが残る場合があります。
3つ目は「仕事などの困難」トラブルや生活面の難しさなどが目立つ場合があります。
「出方は一部違う」一方、影響の大きさは共通しています。
④長期の治療が必要
「期間に違いはある一方、長期なのは共通」です。
<うつ病の治療>
うつ病では抗うつ薬を長期続け、次第に改善を図っていきます。
改善後、すぐに抗うつ薬をやめると再発リスクが高いため、改善後もしばらく長めに続けます。
その後最終的には抗うつ薬を減らして中止することは可能ですが、再発リスクが残ることには注意が必要です。
<双極性障害の治療>
双極性障害では「気分安定薬」を続けて改善と再発予防を図っていきます。
双極性障害の場合、安定が仮に続いていても気分安定薬を中止すると再発リスクが非常に高いです。
そのため、原則は「中止をしないで続ける必要」があります。

(4)まとめ
今回は精神科セルフチェック「うつ病と双極性障害の共通点4つ」を見てきました。
うつ病と双極性障害は一見別の病気ですが、実は共通点も多く、その代表例は次の4つです。
①脳の不調
②症状
③生活への影響
④長期の治療が必要
ただし、治療法や対策は異なるため、慎重に見極めを行うことが大事です。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)

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【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

8:心@元気2024.02.14(Wed)

>>7 焦ってしまったり、不安になってしまう気持ちもあるかもしれませんが、回復のためにも早めの相談や治療を心がけましょう。心療内科以外で相談できる支援機関心療内科に行くことを躊躇してしまう、仕事や家庭の事情で心療内科に行く時間がなかなかとれないといった方も、心療内科以外で相談できる場所はあります。

9:心@元気2024.02.14(Wed)

>>7 産業医は従業員からの相談により、必要な配慮などを具体的に考え、従業員が抱えるメンタル面の問題を企業が改善できるように努めることなども産業医の仕事です。

10:心@元気2024.02.14(Wed)

>>7 心療内科は、心理的要因から身体症状があらわれる「心身症」の治療を主な対象とするものと定義されています。

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コメント

  1. 心療内科 相談は月曜日〜金曜日の18時30分〜22時30分までで夜間も相談できる点が特徴です。