【なぜ？】感染拡大で心療内科も医療ひっ迫 心のケア対策は？（2022年7月22日）

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心身ともに元気に生きる！

心療内科 ・不安障害不安障害はパニック障害、恐怖症、恐怖性障害、PTSDなどを含みます。

心療内科 具体的な治療内容としては以下のようなものがあります。

心療内科 相談はいつする？産業医にメンタルヘルスの相談をするタイミングは、以下のようなものがあります。

心療内科 その他に1,000円前後の薬代、別途自由診療の検査や治療費が必要な場合もあります。

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感染拡大が続く中、「医療のひっ迫」が懸念されています。22日に行われた厚生労働省の専門家会合で、脇田隆字座長が次のように話しました。「感染者は今後過去最高を更新していくことが予測される。医療提供体制への影響も含め、最大限の警戒感を持って注視していく必要がある」

医療提供体制についてはコロナ患者に対応する病院などが挙げられますが、実は今、「こころのケア」をする心療内科などにも影響が及んでいるんです。まずはこちらをご覧ください。

コロナ禍でのメンタルヘルスに関する調査です。
厚労省が今年３月に発表しました。去年７月から９月、ちょうど第５波のタイミングで、様々な行動制限があった時期なんですが、その時、
「何らかの心の不安等を感じた」と答えた人が半分近くいたんですね。

その具体的な内容は「神経過敏に感じた」「気分が落ち込んで何が起こっても気が晴れないように感じた」などが上げられます。

感染拡大が人の心にも大きく影響し、ケアを必要とする人も出てきているんです。

では、現在の感染拡大の中で、街の心療内科はどういう状況になっているのか。ここからは、名古屋市内などに展開する「ひだまりこころクリニック」の野村紀夫理事長に話を伺います。

Ｑ現在のクリニック運営「ひっ迫」は？
実は心療内科でも「医療のひっ迫」といえる状況になってきています。
原因は大きく分けて２つ、あるんですが１つは患者の増加です。
そして、もう一つは感染対策を徹底する上での業務の増加、そしてスタッフ、その家族の感染に伴うスタッフの減少、さらにはここにきてワクチン４回目接種が始まり、副反応で欠員が出るということもあります。

Ｑ他の病院と同じように心の不調を訴える人が増えているんですか…。
はい、コロナ前と比べると大体２～３割の患者が増えています。そのうちの半分くらいの方がコロナに関連した不安、将来への不安や感染に対する恐怖などの症状を訴えて来られます。

Ｑやはり感染が拡大すると、より患者も増えるんですか？
確かに感染拡大中の方が患者も増えますが実は感染が比較的収まったら減るかというとそうではなくて、訴える内容が変わるだけでコロナが始まって患者はずっと多いんです。

Ｑ訴えが変わるだけで患者は多いまま、というと具体的には？
拡大中は、将来や感染したときに対する不安。収束中は、コロナで慣れた生活から通常の生活に戻れるかどうかが不安、リモートから出社できるか忙しくなったらどうしようといったところからくる心の不安を訴える方が多くなります。

Ｑ５この第七波では症状に特徴はありますか？
最近ではコロナ自体への不安に加えて「コロナ後のうつ」コロナに感染した方の心理的不安などの訴えがふえてきています。具体的にはコロナに感染し回復した後も「だるさが残る」「やる気が出ない」といった症状が続く方が多くなっています。

Ｑ心の不安を少しでも軽減するにはどうしたらいいですか？
「軽い運動」が特効薬です。散歩をするなどの軽い運動をするだけで不安感の解消になります。「行動制限」を「家に閉じこもる」と考えるのではなく「他人に感染させないよう配慮すること」ととらえ、心の健康を守るために他人に感染させない配慮をしながら適度な外出・運動をする。これはぜひ実践していただきたいです。

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>>7 焦ってしまったり、不安になってしまう気持ちもあるかもしれませんが、回復のためにも早めの相談や治療を心がけましょう。心療内科以外で相談できる支援機関心療内科に行くことを躊躇してしまう、仕事や家庭の事情で心療内科に行く時間がなかなかとれないといった方も、心療内科以外で相談できる場所はあります。

>>7 早期発見、治療が大切！心療内科の受診はメディカルクリニックへ 「心の病だなんて、自分が弱い人間のように感じる」「差別されるのではないと心配」「病院が怖い」など、受診を躊躇する方も多いと思います。

>>7 もちろん「この程度に達しないと受診に適さない」などという基準もありません。大切なのは何かしらのつらさのある状態を放置・我慢することなく、専門家の力を借りてみるということです。